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いろいろな整体術その4.開節法

整体術といっても、実は非常にたくさんの手法・流派などがあります。


揉むようなもの、骨や関節にアプローチするもの、足ツボ療法に見られる、直接問題のある箇所を触るのではなく、離れた位置を触って改善を促す方法、神経などにアプローチする方法など様々。


加えて、中国発祥の技や日本で開発されたもの、アメリカや欧米発のものもあり、それぞれに特徴や長所・短所があります。


ここでは、それらの中から代表的なものを少しだけ紹介していきたいと思います。


 
いろいろな整体術その4.開節法


私が整体を勉強し始めた際、一番最初に手に入れた整体のDVD。それが「開節法」について解説されたDVDでした。


  


開節法の開節とは「関節を開く」という意味。足などを軽く揺らしながら骨格の歪みを整え、筋肉や神経の緊張を緩め、血流を改善する整体術となります。東京で整体院を経営する松原秀樹氏によって作られた整体術です。


もともと松原氏は操体法を使って施術を行っていたようですが、より短い時間で、より頑固な体の緊張や内蔵の問題、神経の緊張をとる方法を求めて、思いついたのがこの開節法という技法だということ。


一見すると簡単そうに見える整体術ですが、少し力の使い方とか力をかける方向だとにコツがいります。


ただ、うまくこの方法を使うと、膝裏の緊張だったり、背中や腰の緊張がわずか数分でとれたりします。世の中、患者さんの体を必死に揉んで治そうとする施術家は少なくありませんが、この整体術をうまく使えば、より短い時間で効果的に患者さんの問題を解決できるので、知らないと損だと言えるのかもしれません。


実は私、特に深い考えもなく、「なんか役に立ちそうだな」という適当な理由で手に入れたDVDではあったのですが、今にして思えばなかなかグッドチョイスだった・・・ような気もします。


オステオパシーの技法の中に「ハーモニックテクニック」という体を揺らして体の緊張をとる方法があるのですが、


  


これに比べるとこの開節法はより骨を振動させるイメージでしょうか。・・・と文字で説明してもどういうふうにやるのかは全然わからないと思うので、やり方はDVDの動画で確認してください。解説もわかりやすいので、見よう見まねでもそれなりに形にはできるのではないかと思います。


なお、この開節法のDVDはBASICのほかに、アドバンスというDVDが二つ出ていますが、


DVD>松原秀樹の開節法アドバンス 1 解消!ヒザ・腰・股関節痛   松原秀樹の開節法アドバンス 2


開節法のやり方はBASICの方で7割程度解説されており、アドバンスはその補足という形になっています。なので、アドバンスの方だけ単体で見ても、あまり意味がないというか、あまり役に立たないかもしれないので気をつけてください。


あと、この開節法のDVDを最初に見たことで、私も割合、早い段階で「体が痛くても、その痛い部分に痛みの根本的な原因があるわけではない。」ということがよくわかりました。


人間腰が痛くても、腕の方に原因がある場合もあるし、首が痛くても遠く離れた踵の辺に原因がある場合もあります。右の膝が痛くても、実は左の足の方に問題があって、それを無意識に右足がかばう動きをしているせいで右足に負担がかかりすぎて、右の膝が痛くなっている場合もあります。必ずしも痛い場所に原因があるわけではないということはよく理解しておく必要があると思います。


整形外科とかでは、いまだに腰が痛いと腰の付近に何か原因があるのではないか、首が痛いと首のところに何か問題が起こっているのではないか、という考えの下に原因を探し、見つからないと「原因がわからない。」という判定を下すことも珍しくありません。(それどころか「気のせいでしょう。」なんて痛みを抱えている患者さんに堂々と言い放つお医者さんも珍しくないようで・・。)


こういう誤った考え・知識で患者さんの体を見ないように、よく勉強しておくことが重要になってくるかとは思います。


この整体術を開発した松原氏ですが、いろいろと本も出版していて、結構、面白い話や役に立つ話がたくさん載っています。


  賢い人は、早く治る!知らない人は、治らない―整体/体質改善研究家の  新・開節法フットケア―美と健康の秘訣は脚にあった!


夏の朝だけ起こる頭痛の原因が実は蚊取り線香のベープマットが原因だった話とか、体に良かれと思ってみんながやっていることが実は体の状態を悪化させている、という話だとか、姿勢や枕の話だとか、結構、整体師を目指す人には役に立つ話やおもしろい話が多いので(ただし、明らかに間違っているのでは?と思われる話もなかにはあったりもしますが)、一読する価値はあるでしょう。


やはり優秀な方なんだな、と思います。


 
現在、松原氏の整体院では、松原氏の指示の下で作られた機械を使って施術の大半を行い、最後の仕上げに人が10分ほど施術を行う形をとっているみたいです。


施術の効率化や、スタッフの技量の差による結果の差をなくす、という点では良いと思うのですが、ここが悪いのはここが原因では?ということを確認しながら施術を行うのと違うので、重症の方や、細かい部分の問題を解決したい場合には支障が出るのでは?という気もするのですが、どうなんでしょう?実際にここで施術を受けたことがあるわけではないのでわからないのですが・・・。


 
ただ、直接、松原氏の指導を受けたわけではない、DVDとか本だけでこの開節法を勉強した方が、この手技だけでやっていけると思うのは、かなり大きな間違いだと思います(実際、そういう人がいたので・・)。


いろいろな整体術を勉強する上で、この技法も役立つ整体術のひとつとして覚えて使ってみる、ぐらいのスタンスで使ってみるのが良いかもしれません。


なにはともあれ、結構、使える整体術「開節法」。勉強してみると、患者さんの症状を改善するのにきっと役に立つことでしょう。


 
↓ほかにも松原氏はこういうDVDを出しているので、参考にしてみてください。


腰痛解消 松原秀樹の病院では教えてくれない目からウロコの腰痛解消法


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