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いろいろな整体術その9.内臓マニピュレーション・内臓整体

整体術といっても、実は非常にたくさんの手法・流派などがあります。


揉むようなもの、骨や関節にアプローチするもの、足ツボ療法に見られる、直接問題のある箇所を触るのではなく、離れた位置を触って改善を促す方法、神経などにアプローチする方法など様々。


加えて、中国発祥の技や日本で開発されたもの、アメリカや欧米発のものもあり、それぞれに特徴や長所・短所があります。


ここでは、それらの中から代表的なものを少しだけ紹介していきたいと思います。


 
いろいろな整体術その9.内臓マニピュレーション・内臓整体


肩こりや腰痛、下痢や便秘、冷え性、不定愁訴、時に不妊症など、多くの症状の原因に内臓の不調が関わっている、ということは、整体術などを真面目に勉強している方ならご存知でしょう。


カイロプラクティックなどを勉強すると、どうしても骨格の問題だけに目が行きがちだし、マッサージとかをやっている人は筋肉の方ばかりを見がちですが、現代人の体の不調は内臓由来のものが多くあり、内蔵の問題を解決すると筋肉の緊張や骨の歪みなどの問題も一気に解決することも珍しくありません。


故に、内臓に対する施術方法を身につけておくことも、優秀な整体師・治療家になるためには重要だといるでしょう。


最近は、整体師だけではなく、柔道整復師、鍼灸師、指圧師、理学療法士、作業療法士など多くの治療家が、内臓に対する施術を勉強するようになっている、といってもいいかと思います。


 
もともと私が内臓に対する施術に興味を持ったのは次の動画をYoutubeで見たことがきっかけでした。


     


軽くお腹のところを触れるだけで、体が変化しています。こんなことで体が変化するのか!?と思い、それからいろいろと内臓関係の施術方法を調べるようになりました。


この内臓に軽く圧をかけたり、圧をかけたまま皮膚や、体の中の膜、内臓を少しずらして誘導してやることで内臓機能の改善を促す方法は、カイロプラクティック・・・というかオステオパシーのテクニックにひとつです。オステオパシーにおいて、内臓への施術を「内臓マニピュレーション(CMRT:カイロプラクティック・マニピュレーション・リフレックス・テクニック)」といったりします。


そもそも臓器は、私たちが歩いたり身体を動かしたりするのに合わせて形を変えたり、場所を移動したりしています。


体を動かしていない時でも、内臓は呼吸に合わせて動いたり、脳脊髄液の流れにあわせて動いたりして、完全に止まるということはありません。


でも、何らかの理由で、この内臓の動きが妨げられることがあります。そうすると、栄養がうまく組織に届かなくなったり、老廃物がうまく流れなくなったりして、ますます状態が悪くなっていきます。そうすると、様々な病気を発症したり、疾患が生じてきたりします。


病院の先生は、そういう症状に対して薬を使ったり、場合によっては臓器を切除したりして対応します。が、でも、それでは症状として表れた部分の問題に対応しているだけで、なぜその症状が表れたのかという元々の原因は解決されません。そのため、同じ症状がその後も繰り返し現れたり、今度はその周囲に問題が現れたりします。


内臓マニピュレーションによって、凝り固まった組織を緩めたり、臓器本来の動きを促すことによって、個々の内臓の本来もっている動きを取り戻させることは、非常に重要なポイントだといえるでしょう。


なので、もし、セミナーなどでしっかりとこの方法を教えてくれるところがあれば、迷わず参加した方が良いかもしれません。


↓内臓への施術を解説しているところ。


 
あと、内臓の動きを良くするためには、お腹を直接触るだけではなくて、離れた位置を触るという方法があります。間接法というやつですね。


足つぼ療法によって内臓を良くする、というのを聞いたことのある人も多いはず。


また、先ほどの内臓マニピュレーションでいうと、後頭部や肩の僧帽筋のところに内臓の反射点が出るので、そこで内臓のどこが悪いのかを調べたり、そこを刺激して内臓を良くするという方法もあります。


この後頭部の反射点を見て内臓のどこに問題があるのかを調べる方法を「後頭骨ライン検査」といいます。


今、ネットで調べると、

  


こういう画像が出てきましたが、耳の後ろから、後頭部の後頭隆起のあたりをつなげた線のところを触ると、硬くなっているところがあり、それによって、内臓のどこが悪いのか判定することができます。こういう方法も知っておくと、患者さんの体の改善には役に立つのではないかと思います。


この後頭骨ライン検査や、内臓を間接的に治す方法について詳しく知りたい人は、


うなじを揉めば万病が治せる―簡単で驚異の効果!ソフトカイロ療法のすべて


  


という本なんかが役に立つでしょう。少し昔に出版された本ですが、結構詳しく解説されているので、非常に役に立つと思います。


 
あと・・・内臓に対する施術でもっともよく見かけるのは、お腹の辺りをぐいぐいと押したり揉んだり、軽くつまんで動かしたりすることによって、硬くなった内臓をほぐしたり、弱くなった内臓の血流を改善させて内蔵機能の回復をはかる方法ですかね。


腸もみ療法とかは見たことのある人も多いのではないでしょうか。


  1分でくびれる!腸もみダイエット(DVD付)


腸は人間の免疫の7割を担っているともいわれています。ここが硬くなって機能が低下すると、大きな病気を発症してしまうこともありますので、ほぐして働きを活発化してやると、病気の予防はできることはもちろん、内臓の働きが活発になるとダイエットがスムーズにできるようになったりします。


また冷え性も改善したりします。(心臓から出て下半身に向かう血液は内臓を経由して足の方に向かうため、内臓の機能が低下して内臓が冷えている場合、そこを通る血液も冷えて、最も心臓から遠い足先の辺りでもっとも冷たさがピークとなり、いわゆる冷え性として表れる。内蔵の動きを活発化して、内臓が温かくなると、血液が冷えないので、結果的に足先も温かくなる)


腸だけでなく、胃や肝臓、腎臓、胆のうなどが硬くなったり、弱くなったりしたときに、そこをほぐしてやると、内臓機能が良くなるだけではなく、その内臓付近にある大腰筋などの筋肉部分も緩んで、腰痛などが解消されたり、体のだるさなどの不定愁訴の症状が改善されたりするので、お腹の辺りをほぐす、という施術方法も身につけておいたほうが良いといえるでしょう。


↓そういった方法はこのDVD等を見ると参考になると思います。


内臓テクニック ―「神の手」が教える内臓をほぐして治す根本療法


  内臓テクニック ―「神の手」が教える内臓をほぐして治す根本療法


あと、骨盤を矯正して体のポンプ機能を回復させて内臓を良くする方法だとか、足のふくらはぎの辺りをほぐして内臓を良くする方法だとかもあります。


こういった施術方法も身につけておくと、患者さんの身体を良くすることができるようになるのではないでしょうか?


日本の整体術にも内臓に対する施術、「内臓整体」「内臓反射療法」というものがありますが、それらを含め、学習していくことも、最強の整体師になるためには大切なことだといえるでしょう。


↓内臓の検査をOリングテスト等を使って行っているところ。